AxiZ沖縄ブログ

エンジニア育成学校【AxiZ沖縄】のブログです。

7つの習慣を読んで感じたこと

7つの習慣という本をご存知でしょうか。
出版されたのは随分前ですが、
長年世界中で読み続けられている本なので、
読んだことはなくても、知っている・見たことある、
という人は多いかと思います。

私自身は、社会人になったあたりから読みたいなとは思いつつ、
長い間読まないままでした。
そして、去年、書店でふと7つの習慣が目に止まって買いたい衝動にかられたので、
購入してみました。
しかし、買ってはみたものの、なかなか読む気が起きずしばらく放置。。
最近になって急に読みたい衝動にかられたので、読み始めてみました。
その時は読むことに集中できて一気に読むことができました。

読んでみると、すごく本質的なことが書いてあるな、と思いました。
出版されてから長い期間がたっていますが、
そんなことは全く関係なく、
今の時代でもとても価値のある内容だと思いました。
それと同時に、読むタイミングは大事かもしれないとも思いました。
20代前半の時に読んでいたら、「良いことが書いてあるな」ぐらいで終わっていたかもしれません。
今までに様々なビジネス書や自己啓発本を読んだり、色々な経験をしていたからこそ、
本質的なことが書いてる、と気づけたような気がします。

個人的には第1の習慣と第2の習慣の内容が心に残りました。
特に第一の習慣の「主体的であること」の内容は得るものが大きかったです。
現在、プログラミングの講師、という人に教える仕事をしていて思うのは、
主体性がある人は成長が早く、主体性がない人は成長が遅い、ということ。

自分自身にも当てはめつつ、
私が教えている受講生に対しても当てはめて考えることができたので、
より多くのことに気づけたような気がします。
特に、なるほど、と思った一文は
「刺激と反応の間には選択の自由がある。」
という一文です。

プログラミングに限らずですが、人は何かを学ぶとき、
興味を持ち、楽しいと感じることができれば成長するのは早いです。
逆に興味がないと、どれだけ時間をかけて学んでも成長は遅いです。
興味を持たせるために工夫をすることは、教える側にとっては重要な課題ですが、
興味があるのか、ないのか、最終的に選択するのはその人自身なのだと気づきました。
興味がないと思っている人は、「興味が持てない」のではなく、
「興味を持たない」という選択をしているのだと。

講師ができることは、興味を持つためのきっかけを沢山与えることだけです。
最終的に興味があるかどうかを選ぶのはその人の意思です。
何かの分野に対して「興味を持たない」という選択をしてしまった時点でその人のその分野における成長はストップしてしまいます。

人に教える立場になったからこそ知ることができた大きな気づきでした。

7つの習慣は、内容を全部読むにはかなりボリューム満点ですが、
得るものが多いので、1度は読んでみてほしい本です。
また、私は読んだことはありませんが、読みやすくマンガになっているものもあるので、
分厚い本に抵抗のある方はマンガから入ってもいいかもしれません。