コミュニケーションスキルがある人がプログラマーとしても評価される説
IT業界の人とあまり関りがない人にとって、プログラマーというと、
コミュニケーションが苦手でパソコンの前で作業している方が好きな人
というイメージの人も割といるかと思います。
もしかするとコミュニケーションが苦手だからプログラマーになりたい、
と思う人もいるかもしれません。
しかし、プログラマーとして優秀な人は、
コミュニケーション力もそれなりに高い人の割合が高いと感じています。
ただし、ここでいうコミュニケーション力は、
単に話が面白いとか、そういう話ではありません。
相手の立場に立って考えたり話したりすることができて、
会話がスムーズに進む人のことを指します。
では、プログラマーとして高く評価されるのはどのような人でしょうか。
- 多くの知識や技術を持っている
- 問題解決力が高い
- 分かりやすくて簡潔なソースコードを書くことができる
パッと思いつくのはこんな感じです。
この中でも、「分かりやすくて簡潔なソースコードを書くことができる」に注目してみます。
分かりやすいソースコードを書けるかどうかについては、
知識も多少必要ではありますが、それよりも、
「自分以外の人間が読んだり修正したりする可能性がある」という意識を持てるかどうかが大きいです。
自分以外の人の目線で考えられるかどうか。
想像力と言い換えても良いかもしれません。
つまり、相手の立場を考えてコミュニケーションできる人は、
自分以外の人の視点で考えることができるので、
プログラミングにおいても、自分以外の人がソースコードを読むかもしれない、
というところに想像力が働きます。
なので結果的にきれいなソースコードを書く技術が高くなります。
しかし、相手の立場で考えることができない人は、
プログラミングする際にも自分の視点でしか考えることができないので、
きれいなソースコードを書く技術に欠けます。
逆に言うと相手の立場で考える習慣が身に付けば、
プログラミング力も上がり、コミュニケーションもスムーズになって一石二鳥です。
プログラムのソースコードをきれいに書く意識が低いと思う方は、
自分以外の人の視点に立って考えるという意識を持てると良いですね。