コードの書き方の本
プログラミングの学習を始める時は、
特定のプログラミング言語の入門書を買って学習を始める人が多いかと思います。
最初はもちろんそれでよいです。
入門書を通じてプログラミングの知識やルール、
考え方などを学びましょう。
入門書で、ある程度基礎が身に付いてきたら、
ソースコードの書き方の本を読むことをお勧めします。
ソースコードの書き方の本とは、
きれいなソースコードの書き方(可読性の高くなる書き方)を紹介している本のことです。
例えば、名前の付け方や、コメントの書き方、関数を何行以内に収めるか、などなど。
プログラムを利用する人にとっては、
プログラムは正しく動作するかどうかが最も大事です。
なのでソースコードの中身は関係ありませんが、
プログラミングをしている人にとってはソースコードのきれいさは重要です。
プログラムは一度作成したらそれで終わりということはなく、
その後もバグの修正やバージョンアップなど、メンテナンスされていくものです。
ソースコードは書いている時間よりも、読んでいる時間の方が長いとも言われています。
ソースコードを読んだり修正したりする人が、プログラムを作った本人とか限りません。
また、本人だとしても、時間がたつと記憶が薄れ、
なぜそのようなコードを書いたのか、覚えていないこともしばしば。
ソースコードをきれいに書くことができれば、
いつ誰がメンテナンスすることになっても問題が発生しにくくなります。
このような部類の書籍にも色々と種類はありますが、
最もメジャーなのはリーダブルコードでしょうか。
読みやすく、ためになるのでお勧めです。
普段使用する言語がJavaであればきれいなコードを書くための鉄則
もお勧めです。
他にもいろいろあるので、自分に合った読みやすそうな本を探すと良いでしょう。
プログラミングに慣れてきたら最低1冊はコードの書き方の本を読んでみましょう。