AxiZ沖縄ブログ

エンジニア育成学校【AxiZ沖縄】のブログです。

成長に必要なのは素直さと謙虚さ

何でもすぐに吸収する成長の早い人と、
何をしてもなかなか伸びない成長の遅い人がいます。
何が違うのかは、様々な要因が考えられますが、 私個人的には「素直さと謙虚さ」を持っているかどうかの違いが大きいと感じています。
松下幸之助氏の道を開く を読むと、素直さがいかに大事かが分かります。

他人の意見を真摯に受け止める

素直でない人、というのは、頑固な人です。
頑固な人は、自分の考えに固執しているので、
人の意見やアドバイスをあまり聞いてくれません。
それは成長の妨げになります。

もちろん、必ずしもアドバイスに従った方が良いわけではありません。
自分の考えを貫き通したほうが良い場面をあるかと思います。
ですが、自分が何かを学んでいる最中だったり、何かに取り組んでいる最中の場合、 自分よりも広い視野を持った人のアドバイスは、参考になることが多いです。
人の意見を素直に受け止めて、それを実行する人は成長するのが早いです。

わかったふりをしない

素直な人は、分からないことは分からないと素直に認めてくれます。
しかし、プライドが高い人は、分かったふりとしたり、できるふりをします。
本当は分かっていないのに、分かったふりをすると、その時点で理解することを放棄していて、 もう伸びしろがありません。
分からないまま放置するのではなく、自分がちゃんと理解するまで努力する人がどんどん成長していきます。
「理解した」というのは、自分の言葉で人に説明ができることいいます。
人に説明ができる自信があると言えるまでは、分かったふりはしてはいけません。

自責思考

失敗したり、うまくいかなかったときに、その原因を自分に責任があると思う人と、周りの環境の責任にする人がいます。
前者を自責思考、後者を他責思考の人といいます。
どちらの方が伸びるかというと、圧倒的に自責思考の人です。
できない原因を自分の責任と考える人は、次、どうすればうまくいくかを考えることができるので、 成長することができます。
一方で、他責思考の人は、うまくいかない原因を周りにあると考えるので、解決策を考えることがなく、 成長することができません。
自分を責めすぎてストレスをためるのはよくないですが、うまくいかないことを 周りの環境のせずに、自分がどういった行動をすればいいか改善案を考えるようにしましょう。

無知の知

無知の知」はソクラテスの有名な言葉です。
自分は知らないことの方が多いことを知っている。という意味です。
謙虚な人は、勉強をすると、知っていることが増えると同時に、知らないことも増えます。 知らないことが多いことを認めている人は、広い視野を持っていますが、 自分が知っていることが全てだと思って生きている人は、視野が狭いです。
自分には知らないことが多いということを認めて、
広い視野を持てるようにしましょう。

過去の自分と比べる

自分ができないことを認めたがらない人は、周りにいる自分よりもできない人と比べようとします。
周りの出来ない人と比べることは、自分の成長にとって何のプラスにもなりません。
比べるべきは過去の自分です。
昨日の自分と比べて、少しでも成長したかどうかが大事です。
人と比べるのはやめて、自分自身と比べるようにしましょう。