若手技術者向け講座レポート SQLチューニング第1回(SQLの基礎)
詳細
- テーマ:SQL基礎(SQLチューニング 1/4)
- 日時:2018年10月11日 19:00~21:00
- 場所:CODE BASE
- 参加人数:20人弱(正確には把握できませんでした。すみません...(>_<))
SQL基礎
若手技術者向け講座、最初のテーマはSQLチューニングにしました。
SQLとは、DB(データベース)を扱うための言語です。
GoogleやAmazonを利用するとき、検索をしますよね。
この時、検索結果がすぐに返ってこないとストレスに感じますよね(^-^;
自分たちでシステムを作るときも、お客様の使い勝手を考えて、データの検索を速くする必要があります。
データベースを扱うときは、検索の速度はSQLの書き方によって大きく変わってきます。
SQLチューニングとは、速度を意識したSQLを書いたり、
速度の遅いSQLの原因の分析して速いSQLに書き換えることをいいます。
最初の技術講座ではSQLチューニングのための知識やテクニックを扱うことにしました。
2時間でSQLチューニングのノウハウを伝えるのは厳しかったので、
4回に分けました。
その中の第1回目はSQL基礎。
まずはSQLを全体的に復習しながら、
演習を通して、実践的なSQLも学んでもらいました。
講義内容
全体の流れとしては、環境構築をした後、SQL基礎を講義で説明。
後半に演習、という流れでした。
環境構築では、手順書に沿ってPostgreSQLをネットからダウンロードし、PCにインストール。
SQLの講義では、
- GROUP BY
- DISTINCT
- 結合
- クロス結合
- 内部結合
- 外部結合
- ORDER BY
- サブクエリ
- CASE式
を解説。
後半は演習を実施。
環境構築で作成したデータをもとに、SQLを組んでもらいました。
振り返り点
始めて実施した若手技術者向けの講義でしたが、一番の課題は時間配分でした。
環境構築に予想以上に時間がかかってしまいました。
手順書は用意していましたが、ダウンロードとインストールでかなり時間がかかったり、
途中で躓いてサポートが必要な人が多数出てきたりと、環境構築に多くの時間を使ってしまいました。
結果的に、演習の時間を少ししか設けることができず、解説もできないまま終わってしまいました。
環境構築に関しては、何か対策を考えるべきだと思いました。
初回は非常に多くの方に参加していただきました。(担当営業のおかげですが。)
講義のレベルとしては、2~3年目を対象に作成しておりましたが、
様々な年数の方がいたようで、理解できた人もいれば、難しかった人もいたようです。
全体の満足度を上げるために、さらに分かりやすくしていく必要がありそうです。
参考にした書籍
今回の講義内容は以下の書籍を参考にしました。