自発的に行動する人は成長が早い
同じことに取り組んでいても、人によって成長のスピードが変わってきます。
これは、勉強やスポーツなど、何においてもです。
この差はなにによって生まれるかというと、
「自発的に行動しているか」それとも「やらされて行動しているか」
の違いです。
何をするにしてもそれなりの時間をかければ身に付くと思っている人は多いようです。
その考えは間違ってはいませんが、
やらされて行動している場合は成長の度合いはかなり小さいです。
自発的に行動できるか、できないか、の差は、
学ぶ対象に興味があるかどうかです。
学ぶ対象に興味がある人は、自発的に取り組むことができるので、
成長するのが早いです。
一方で、学ぶ対象に興味がない人は、他人から言われた行動しかできず、
そうなると成長のスピードは遅いです。
プログラミングを例に話します。
世の中にプログラミングを学びたいと思っている人は多いのですが、
その理由は様々です。
- プログラミングに興味があり、プログラミングを学んでプログラマー(エンジニア)になろうとしている人。あるいはなった人。
- 本業にする気はないが純粋にプログラミングに興味があって学びたいと思っている人(副業や、本業の一部として使いたい人)
- 給料が高そうだからIT業界に就職したくてプログラミングを学びたい人
- たまたま就職できた企業がIT業界だったので、プログラミングを学ばなくてはいけない人
などなど。
他にも様々な理由があるかと思います。
この4つのパターンを比較すると1の場合が最も成長が早いです。
プログラミングへの興味 + 明確な目標があるため、自発的に行動することができ、
またモチベーションも保ちやすいです。
2の人は、プログラミングへの興味から、自発的な行動ができる可能性は高いですが、
明確な目標がないため、モチベーションを保つことが難しいです。
3と4については、
学ぶ動機がプログラミングそのものに向いていないため、
プログラミングを学んでいても、やらされている感が強くなる可能性が高いです。
そうなると成長のスピードは遅いです。
ただし、プログラミングを学び始めた中で、プログラミングそのものに興味を持ち、
楽しいと感じるようになれば、成長のスピードは早くなるでしょう。
まとめ
- 成長が早い人
- 学ぶ対象に興味がある ⇒ 自発的に行動する
- 目標が明確 ⇒ モチベーションが保てる
- 成長が遅い人
- 学ぶ対象に興味がない ⇒ 人から言われた行動しかできない
- 目標がない ⇒ モチベーションが保てない