AxiZ沖縄ブログ

エンジニア育成学校【AxiZ沖縄】のブログです。

プログラミングにおける問題解決力の向上

プログラミングをしていくうえでは、問題解決力は非常に大事です。
今回は問題解決力を向上させるコツをお伝えします。

エラーのログを取る

ログとは記録のことです。
エラーが出た時に、詳細に記録を取っておくと、問題解決力の向上に役立ちます。
具体的には以下の内容を記録します。

  • エラーの内容
  • 試したこと ⇒ その結果どうなったか(試した分だけ)
  • 参考にしたサイト
  • エラーの原因として分かったこと
  • 新たに得た知識

これらのことを、自分が見たことがないエラーが出るたびに実施します。
この作業を実施するメリットは以下の点です。

  • エラーに関する知識が増える ⇒ プログラミングに関する理解が深まる
  • 類似の現象が起きた時の参考になる
  • 同じエラーが出た際に、解決方法を忘れていても、ログを見直せば思い出すことできる。
  • 他の人で同じエラーが出た人に解決策を教えることができる。

デメリットは、詳細な記録を残すのには時間がかかることです。
ですが、プログラミング力や問題解決力は確実に上昇しますので、 長い目で見ればエラーはログを取っていたほうが良いです。

環境構築のログを取る

プログラミングの経験者なら分かると思いますが、環境構築は躓きく確率高いです(笑)
なので、環境構築をする際は、エラーが出た、出ないに関わらず、 最初から作業のログを取っておくことをお勧めします。
そうすれば、仮に失敗して最初からやり直す必要が出た時に、どこが問題だったのか推測しやすくなります。
また、後々同じ作業をする人がいる場合、事前にマニュアルを作成しておくことができます。

ログをいつでも見れる場所に保存する

ログを取っておくことの最大のメリットは、後で同じ現象が出た時に素早く解決することができる点です。
しかし、ログを残していてもそのファイルをどこに置いたか忘れてしまっては意味がありません。
いつでもどこでも簡単に検索できる仕組みにしておくことが大事です。
メモ用のツールでいうと、Evernote は検索しやすくてお勧めです。

エラーを怖がらない意識を持つ

見たことがないエラーが出ると、その時点で落胆してしまう人が多いです。
しかし、そのような意識では問題解決力は向上しません。
エラーの解決の数をこなしていくうちに問題解決力は向上していくので、
むしろ見たことがないエラーが出たら、
自身の成長のチャンスだととらえることが大事です。
エラーが出ても、エラーの内容を読んで意味を理解しようとする意識を持ちましょう。
そしてトライ&エラーを繰り返し、ログを残していきましょう。