AxiZ沖縄ブログ

エンジニア育成学校【AxiZ沖縄】のブログです。

転職の是非について考える

AxiZ沖縄では、就職・転職をサポートしていますので、
ここで転職について書こうと思います。

転職は悪いことなのか

転職は悪いことなのでしょうか。
そんなことはありません。
ちょっと前までは、一つの企業に定年まで勤めるのが当たり前の時代だったみたいです。
でも今は転職は普通のことです。
好きなことを仕事にしている人もたくさんいますし、 楽しくない仕事なんてやらないほうがいいと思っています。
転職の思考法 の中でも、転職は善だと言っています。
転職先をどのような基準で選べばいいのかなども書かれていますので、 転職を本気で考えている人にはおすすめの本です。

転職するタイミングはいつがいいのか

転職はどのタイミングで行えばよいでしょうか。
私の個人的な意見としては、仕事は楽しくなければ意味がないと思っています。
しかし、楽しくないからといって1年以内、短い期間ですぐに辞めてしまうのもよくないと思っています。
理由は2つあります。

  • ある程度やってみないと楽しいかどうかは判断できない
  • 経験が次の仕事に活きない

例えば、新しく購入したゲームを1時間プレイしただけで、楽しいか楽しくないかを判断するのは まだ早い気がしませんか。
仕事も、色々とやってみないと、本当に楽しいか楽しくないかは判断できないはずです。
転職を考えるのは1年くらい全力で取り組んでみた後でも遅くはないと思います。

「1万時間の法則」とか「5000時間の法則」とか、人によっていろいろですが、 とにかく、そんな法則があります。
何かというと、何事もプロになるためには、1万時間(もしくは5000時間。結構違いますけどね。) を要するというものです。
1万時間だとすると、1日8時間、月に20日働くとしても、5年以上かかります。
5000時間だとしても3年近くはかかります。
就職したら最低3年は同じ場所で働いた方がいい、なんてことも以前はよく聞きましたが、 その仕事でプロになるまで働く、と考えると、3年という月日は妥当なのかもしれません。

私の知人に、システムエンジニアから飲食業界に転職した人がいます。
約7年エンジニアをして、「プログラミングが好きじゃない」という理由で転職しました(笑)
そんな理由ならもっと早く転職したほうが良かったのでは?
と思わなくもないですが、転職先でその経験が非常に役にっているとのこと。

転職は悪いことではないし、基本的には転職するなら早い方がいいと思います。
でも、何の経験が仕事に活きるか分からないので、全く別の業界に転職するなら、 今の仕事である程度実力を身に付けるまで辛抱するのも一つの手かもしれません。

転職に必要な考え方

転職しようとして就職活動をしても、望んでいる企業に就職できなければ意味がありません。
では就職活動で成功するにはどんな要素が必要でしょうか。
それは企業側の視点に立つことです。
その企業がどんな人材を求めているのか。
その企業にはどんな弱点があるのか。
それを分析し、自分がその企業にとってどのようなプラスになるのかをアピールすることが大事です。
就職活動では、自分は今までどんなことをしてきたのか、その経歴を話すことに重点を起きがちです。
しかし、企業側からすれば、この人を採用することでどんなメリットがあるかが大事です。
そこを意識することが就職活動のポイントです。
自分に合った職業を探したり、企業目線の就職活動については人間は9タイプ が参考になります。