AxiZ沖縄ブログ

エンジニア育成学校【AxiZ沖縄】のブログです。

プログラマーの土台 学歴という壁

IT企業が新卒で採用する人材は、大抵の場合大卒の人です。
それも割合的には理系の人の方が多いです。
まあ、IT企業への就職を希望する人の割合がそもそも理系の人が多いのかもしれませんが。

理系の大卒を採用するという採用基準がどうなのかというと、
個人的には正しいと思っています。
プログラミングに学歴は関係ないという話を聞きます。
確かに、プログラミングをするのに資格は必要なく、
やろうと思えばPC一台で誰でもできます。
そういう意味では学歴は関係ありませんが、
習得するまでの期間は変わってくる可能性は高いです。
極端な話、偏差値の高い大学を卒業した人と、
偏差値の低い高校を卒業した人とでは、
習得のスピードはかなり差があることが予想されます。

習得までのスピードに何が影響するのかというと、
「基礎学力」と「考える力」です。
ここでいう基礎学力は、「国語」「数学」「英語」です。
試験を受けて大学に入って卒業した人は、大抵の場合問題ありませんが、
高卒の場合だと、中学レベルの「国語」「数学」「英語」が怪しい人も多いです。
そして、何か新しいことを勉強する上では、
中学レベルの国語や数学がとても大事です。
それは生き残るための、独学 を読むとよくわかります。

学生時代にあまり勉強していなくても、
社会に出てから「考える力」を鍛えた人は問題ありません。
本をたくさん読んだり、文章をたくさん書く、
などの考える作業を多くしてきた人は、 学生時代の勉強不足を補えています。
また、頭を使うゲーム(ルービックキューブ数独、将棋、チェスなど)が得意・好きな人も、 プログラミングを学習する上では有利です。

プログラミングは、努力すれば誰でも習得可能だと思います。
しかし、学生時代に勉強をしてこなかった人。
そして、頭を使うゲームや、複雑なことを考えるのが苦手という人は、
人一倍の努力をしなければプログラミングは身に付かないと心にとめておいてください。