プログラミングスクールの個別指導での1日のスケジュール
AxiZ沖縄では、7月から3月までの間は個別指導によるプログラミングスクールを運営しています。
ここで、2019年7月現在での、個別指導の1日のスケジュールを載せておきます。
全員が全員このスケジュール通りかというと、
そういうわけではなく、人によって最適な学び方を考えながら進めていきます。
PC操作に慣れる
プログラミングに興味はあるけれど、PCの操作に慣れていないという人も多いです。
スクールに通う時点でPCの操作に慣れていないことには何の問題もありません。
ですが、プログラミングはPCで作業しますので、
操作に慣れていないと学習にかなり支障が出ます。
なので、午前と午後に30分ずつ、1日に1時間程度タイピングの練習を行ってもらいます。
「寿司打」や「e-typing」といった無料でできる有名なタイピングゲームも多くありますので、
それらのタイピングゲームで一定のスコアが出るまで毎日練習してもらっています。
また、PC操作を速くするうえで欠かせないのがショートカットキーの活用です。
タイピングに慣れてきたら、ショートカットキーを多く覚えて使いながら慣れていってもらいます。
そして、PCをスムーズに操作するためには、PCの操作でよく使用する専門用語を知っておかなければせっかくタイピングが速くなっても作業自体が早くなりません。
コンピュータの知識が少ないと感じている人には、自分なりにコンピュータの用語集を作成してもらい、
PCに関する語彙力を増やしてもらっています。
この3つがクリアできれば、操作はかなり速くなります。
プログラム脳を鍛える
プログラミングは理系の人の方が得意だとよく言われます。
そして実際その通りだと思います。
文系出身でも優秀なエンジニアなたくさんいらっしゃいますが、
やはり、数学など、理系の分野が得意な人の方がプログラミングにおいては優秀な人の割合が高いです。
なぜそうなるかというと、プログラミングは、物事を順序だてて考える力、
いわゆる「論理的思考力」が重要になるからです。
数学などは特に論理的思考力が必要となる分野なので、
数学が強い人ほどプログラミングにも強くなる人が多いというわけです。
しかしながら、プログラミングをやってみたいという人で数学が苦手という人も多いです。
そういう方達には、ナンプレやルービックキューブ、
ロジックパズルと呼ばれる頭を使う問題などを日々解いてもらい、
論理的に考える力を鍛えてもらっています。
講義
個別指導の場合、入校のタイミングが人によって違うため、
講師がみんなの前で講義を行うことはあまりありません。
スクールで用意している動画やテキストを参考に自分のペースで学んでもらい、
疑問点を適宜講師へ質問しながら理解を深めていくという進め方になります。
また、理解を深めるために、単元ごとにテストや演習問題があります。
いくつかの単元が終わるごとに、総まとめとしての課題もあります。
実際に手を動かして作り、講師が内容を確認してフィードバックする、
というスタイルで理解を深めていきます。
日報
1日の最後には日報を書いてもらっています。
日報を書くことで、その日に学習した内容を振り返って改めて整理することができます。
また、報告書の書き方やメールの書き方など、
ビジネスの場で必要になるノウハウの習得としても日報を活用しています。
自宅学習
個別指導での動画やテキスト、テストなどはネット環境があればどこでも利用することができるので、自宅での復習も可能です。
また個人の理解度や進捗などをみながら、読んでほしい書籍を貸し出したり、自宅で取り組んでほしいことを伝えています。
是非ご参考に
以上が、AxiZ沖縄の個別指導で行っているプログラミング学習法です。
スクールに通う余裕がなくて、独学でプログラミングを学習したいという人も是非参考にしてもらえるとありがたいです。