AxiZ沖縄ブログ

エンジニア育成学校【AxiZ沖縄】のブログです。

新人研修を終えて

AxiZ沖縄では4月8日~6月28日に、新人研修を実施しました。
一般受講生3人と、県内IT企業4社様で12名。
合計15名での研修となりました。

私は研修の3ヵ月間で講師を務めましたが、終わってみての感想を書きたいと思います。

結局、質問が多い人が伸びる

今回の研修を終えて改めて感じたことは、
質問が多い人ほど成長の幅が大きいということでした。
講義の途中や演習に取り組んでいる最中、研修が終わった業務時間外の時間。
これらの時間に積極的に質問をしてきた人たちは、
研修が始まった当初と比べると成長の幅が大きいと感じました。
研修が始まった時点での実力に関係なく、
研修中の質問量が研修を終わった段階での成長の幅と比例していると感じました。

質問の量は興味と危機感で決まる

質問の量が多い人ほど成長の幅が大きいということが分かった訳ですが、
質問というのは講師が促したところで出てくるものではなく、
やはり人によって質問が思い浮かぶ人とそうでない人がいるようです。

質問が多い人は、2タイプに分かれるように思います。

1つ目は、興味がある人。
プログラミングに対して興味を抱いて、
もっと知りたい、もっと理解を深めたい、と感じている人ほど質問の量が多いです。
興味を持って取り組んでいる人は、プログラミングを楽しむことにもつながります。
プログラミングを楽しめている人は、
新しい知識を増やすことに積極的なので結果的に質問の量も増え、
相乗効果でどんどん成長していきます。

2つ目は、危機意識が高い人。
プログラミングが未経験で、研修開始時点で周りの人よりも知識がなく、
そこに対して危機感を持っている人です。
未経験でなくても、広い視野を持って、自分の未熟さに危機感を持っている人もいます。
危機感が高すぎてプレッシャーを感じすぎると、
焦りにつながって精神的にも良くありませんが、
適度な危機感は成長にとってはプラスに働きます。

結局のところ、

  • プログラミングに興味を持っているか
  • 適度に危機感を持って取り組んでいるか

この2つが成長の幅に大きく関係すると感じました。