インプットの量がアウトプットの量と質を決める
仕事では、成果物という形で何らかのアウトプットを求められることがほとんどです。
よく言われているのが、学生のころの勉強はインプットが中心で、
社会人の勉強はアウトプットが中心、だということです。
アウトプットの重要性について語られた本もいくつかあります。
しかし、実際アウトプットをするためには、インプットがなければできません。
インプットの量がアウトプットの量と質にかかわっています。
多くの曲を書いているミュージシャンが、何故多くの曲を書けるのかというと、
普段から様々な音楽を聴いて影響を受けているからです。
本を出版している人は、普段から多くの本を読んでいます。
小説を書いている人は、小説をたくさん読んでいるし、
ビジネス書を書いている人は、ビジネス書をたくさん読んでいます。
映画監督は多くの映画を観ています。
このように、何かをアウトプットしている人は、 普段からインプットすることも重視しています。
これはプログラミングも同様ではないかと思います。
プログラミングの教材や動画などを観て、なんとなく分かった気になったけれど、
実際に手を動かして書こうとするとなかなか手が進まない。
という現象は多くの人が経験があるでしょう。
プログラミングは実際に手を動かして試してみなければ分からないことは多くあります。
しかし、そもそも何から始めていいのか分からない、という人は、
インプットの量が足りていないのかもしれません。
プログラミングの入門書を1冊読んだ人と10冊読んだ人では、
10冊読んだ人の方がアウトプットする際に圧倒的に有利です。
多く読んでいる分、理解も深まっていますし、
多くのサンプルコードを目にしている分、アウトプットする際の材料も圧倒的に多くなります。
理解していたつもりになっていたけれど、 いざアウトプットしようとするとうまくいかない、という人は、 インプットの量を増やしてみることを検討しましょう。