AxiZ沖縄ブログ

エンジニア育成学校【AxiZ沖縄】のブログです。

「理解した」の意味

突然ですが「理解した」という言葉の意味をどう解釈しているでしょうか。
プログラミングを学習しているとき、講師の説明を聞いたり、
テキストの内容を読むことで、分かったような気になる人は多いです。
しかし、いざ習ったことを使って自分でプログラミングを書こうとすると、
手が止まってしまう、思った通りに進まない、という人がほとんどです。
これは納得はしたけど、理解はしていないということです。

本当の意味で理解した状態とは、
自分の言葉で人に説明できることを言います。
人から説明を受けて分かったような気になっても、
いざ自分の言葉で説明しようとしたらうまく説明できない、
ということであれば、それは理解していない、
もしくは理解が浅い状態ということです。
何かを学習するときは、そのことを頭に入れておいてください。

逆に言うと、理解を深めたいと思ったら、
人に説明してみるのが最も効果的です。
説明しているうちに自分の中で頭が整理されて、
理解が深まるというのもよくあることです。
もし周りに説明する人がいないのであれば、
SNS等で文章として発信しても良いですし、
頭の中で人に説明するシミュレーションをするだけでも効果はあります。

何かを学習しているときは、本当に理解しているのか。
分かった気になっているだけではないか自問してみましょう。
人に説明ができそうもないのであれば、
理解が浅いということを自覚して、どうやって人に説明するかを考えて、
理解を深めましょう。