悩むと考えるの違い
悩むと考えるの違いについては、時間術の中でもお伝えしましたが、
ここではもう少し掘り下げます。
繰り返しになりますが、悩むと考えるの違いについては、
様々な問題解決や仕事術の本に記載されています。
私が最もしっくり来たのは
- 考えるは、問題をシンプルにすること。
- 悩むは、問題を複雑にすること。
です。
もっと細かく言えば、考えるの場合、何かしらの行動を起こしている状態。
悩むの場合、行動が何も起こせない(行動できない)状態です。
人間、生きていれば悩むことは沢山あって、
それが一概に悪いこととは言えませんが、
仕事においては何かしらのアウトプットが求められるので、
悩むという行為は時間の無駄だと言えます。
プログラミングでエラーが発生した場合で考えてみます。
悩んでいる状態というのは、
「見たことがないエラーが出た。どうしよう。。。」
という感じです。
結局何をすればいいのかが見えておらず、行動ができていません。
考えるの場合は
「とりあえずエラーを読んでみよう。」
「この部分が怪しいから、コメントアウトしてもう一度試してみよう。」
など、具体的な行動が取れる状態にします。
イシューからはじめよの中では、
10分以上作業が進んでいない場合は、悩んでしまっている可能性が高いと指摘しています。
その場合、そもそも問題の設定が間違っている可能性が高いとのこと。
長く問題が解決しない場合、そもそも解決したい問題は何なのか。
そのためにどのような行動を取るべきか、再検討しましょう。
悩む時間を減らして、考える時間を増やし、時間を有効に使いましょう。