AxiZ沖縄ブログ

エンジニア育成学校【AxiZ沖縄】のブログです。

仕事と遊びの境界線・勉強と遊びの境界線

仕事と遊びの境界線はあるでしょうか。
勉強と遊びの境界線はあるでしょうか。
冷静に考えるとどちらも境界線は曖昧なのだと実感します。

勉強と遊びの境界線

まずは勉強と遊びの境界線を考えてみましょう。

  • 好きな小説・マンガを読んで、ストーリーや登場人物の名前を覚える
  • 歴史の教科書を読んで、歴史の流れや偉人の名前を覚える

この2つに明確な違いはあるでしょうか。

  • 頭の体操であるパズルやクイズを解く
  • 算数・数学の問題を解く

この2つに明確な違いはあるでしょうか。
私はないと思います。
つまり、勉強と遊びを区別する境界線はないのだと思います。
勉強というのは、昔の時代は、位の高い人だけがするものでした。
それはつまり、贅沢な遊びだと言うこともできます。
そこから考えても、勉強と遊びに境界線はないと言えます。

仕事と遊びの境界線

では仕事と遊びはどうでしょうか。

  • 趣味でスポーツをしている人
  • プロスポーツ選手としてスポーツをしている人

この2つに違いはあるでしょうか。
もちろん、レベルの違いはありますし、責任の度合いや、
真剣の度合などは異なるでしょう。
しかし、「やっていること」自体には違いはありません。
プロでも素人でも、同じスポーツであれば、そのルールは同じです。

例えば料理でも

  • 趣味で料理を作っている人
  • プロの料理人として料理を作っている人

プログラミングでも

  • 仕事でプログラミングしている人
  • 趣味でプログラミングをしている人

これらを比較しても、「やっていること」は同じです。
仕事の場合、取り組みの姿勢は大事です。
お金をもらっている分、責任を持って真剣に取り組む必要があります。
しかし、真剣に取り組んでさえいれば、遊び感覚で仕事をしても問題はありません。

やらされたものは楽しくない

では、今現在、なぜ勉強や仕事は楽しくないもので、
遊びは楽しいもの、という認識でいる人が多いのでしょうか。
おそらく、勉強や仕事は「やらされているもの」という認識があるからではないでしょうか。

学校で勉強をやらされていた。
会社で仕事をやらされていた。
そういう認識でいると、仕事も勉強も楽しくないものとなります。

結局は好きになれるかどうか

仕事も勉強も、遊び感覚で取り組むことができれば、楽しく取り組めます。
楽しく取り組んでいれば、ストレスも少なく、成長のスピードも早いはずです。

遊び感覚で取り組めるかどうかは、好きになれるかどうかです。
好きになれば、勉強も仕事もどんどん伸びていきます。
逆に嫌いなままだと、ストレスも溜まり、伸びしろも小さいので、良いことなしです。

好きかどうかはやってみてから判断する

食べたことがない食べ物を、好きか嫌いかを判断することはできません。
仕事や勉強も、自分が未経験の分野を経験しないで好きか嫌いかを判断するのは良くないと思います。
取り組んでみてから判断するべきです。

何事も、始めたばかりのタイミングは、知らないことが多いので、
好きになれないこともあるでしょう。
しかし、ある程度慣れてきて、自分一人の力でそれなりのことができるようになると、
楽しく感じるようになる場合もあります。
なので、自分の先入観や、ネット上の情報だけで好きか嫌いかを判断するのはやめましょう。

楽しめるかは考え方次第

「食べ物」と「勉強・仕事」では明確な違いがあります。
それは、好きか嫌いかを選ぶことができることです。
味覚は自分で選択することができません。
食べてみて、おいしければ好きになるし、不味ければ嫌いになります。

しかし、自分の体験や経験に対してどう思うか、は自分自身で選択可能です。
感覚的に好きになれないように思っても、
考え方次第で楽しみを見つけることは可能なはずです。
仕事や勉強は楽しくないという考えを持っている人は、
楽しんでもいいという考えを受け入れてみてはどうでしょうか。