若手技術者向け講座レポート DB設計(正規化)
詳細
- テーマ:DB設計(正規化)
- 日時:2019年2月13日 19:00~21:00
- 場所:CODE BASE
- 参加人数:5人
DB設計(正規化)
今回の講義のテーマはDB設計でした。
DB設計というとかなり幅広いですが、今回はその中でもテーブル設計絞りました。
テーブル設計をするにあたっては正規化という作業が必要となるので、正規化を中心に、
演習を通してテーブル設計の概要をお伝えしました。
講義内容
まずは正規化についてお話しました。
正規化とは、簡単に言うとデータの無駄を省き、
繰り返しをなくしていく作業のことです。
第一正規化、第二正規化と始まり、詳しくは第五正規化までありますが、
業務ではそこまで細かく考えることはないので、
一般的によく使われる第三正規化までを説明しました。
説明後に正規化されていないテーブル構造を正規化して適切なテーブルに設計する演習を実施しました。
また、正規化の理論とは別で、業務に合わせた正規化や、
主キーの設定の仕方、IDとコードの違いなど。
実際の業務でテーブル設計をする際の注意点やコツをお伝えしました。
後半は、名刺を使って、
自分が名刺管理システムを作ることを想定しながらテーブル設計をする演習をしました。
最後に、実業務におけるテーブル設計にもう一歩踏み込んで解説して終了です。
アンケート結果
アンケートの集計結果は以下のようになりました。
参加者の声
- 日頃DB設計をすることがあまりないので、「どうデータをもつのか?」など考える演習ができてとても良かったです。
- 正規化の方法や、業務によってどこまで正規化するべきか考える必要があるということを知ることができました。
- IDとコードの話は、知らない内容だったので、勉強になりました。
- レシートや名刺を見てDB設計してみようといった取り組みは楽しめたし、分かりやすかった。既存のサービスのシステムを見て学ぶのはためになります。
振り返り
今回も参加人数が少なかったのは課題でした。
参加して頂いた方も、テーブル設計をしたことがある人は少数でしたが、
それでも参加してくだった方、ありがとうございました。
正規化の説明の部分はどうしても堅苦しい内容になってしまいますが、
名刺やレシートなど、身近なものと絡めて演習をしたので、参考になった内容も多かったようで安心しました。
もっと時間があればER図なども説明したかったですが、 詰め込め過ぎず、ちょうどいいくらいで納まったかなと感じています。
参考にした書籍
今回参考にした書籍は以下の通りです。