若手技術者向け講座レポート デザインパターン第2回(UML)
詳細
UML
UMLとは、システム開発をする際、分析や設計などで使用できる様々な図(ダイアグラム)をまとめたものです。
オブジェクト指向の言語で開発するときに使用できる図が豊富です。
その中の1つにクラス図と呼ばれる図があります。
デザインパターンを学習するにはクラス図を理解しておくことが重要なので、
UMLをテーマとして取り扱いました。
講義内容
まずはUMLとは何か、について説明しました。
概要を説明したあと、UMLの中でもよく使用される
クラス図、シーケンス図、
ユースケース図、アクティビティ図について解説しました。
特にクラス図は、プログラムの整理やシステムの全体像を把握する際に非常に役に立つ図なので、
時間を取って解説しました。
後半は、演習の時間としました。
白紙を配布して、プログラムを見ながらクラス図を作成する演習にしました。
そのあと、Strategyパターンというデザインパターンの1つを、
クラス図を作成しつつプログラミングを作成する演習を行いました。
アンケート結果
アンケート結果は以下のようになりました。
参加者の声
クラス図など、今まで作成したことがなかったので、書き方や意味などが知れて良かったです。
まずはプログラムを整理するときに使ってみようと思います。自分自身Javaが本当に初めてでしたので申し訳なかったです。 ですが紙とオンライン2種で演習を受けてJavaに興味が湧いてきました。今後もっと頑張ります。
振り返り
今回は参加者が最も少ない回となりました。
体調不良で不参加となってしまった方もいますが、
それを差し引いても少ない人数でした。
確かな要因は分かりませんが、
参加者の中でUMLを業務で使用した経験のある方はいなかったこと、
やそもそもUMLを知らない人も多かったため、テーマに魅力を感じなかった人も
多かったのではないかと推測しています。
ただ、UMLは業務の中で直接使用せずとも、プログラムを整理するときに便利なツールです。
また参加者の方々も、満足してくださったので、
集客のためにはもっと魅力的に伝わるテーマを考える必要があると感じました。
参考にした書籍
今回参考にした書籍は以下の通りです。