若手技術者向け講座レポート デザインパターン第1回(オブジェクト指向)
詳細
オブジェクト指向
今回からは、3回にわたってデザインパターンの講義です。
デザインパターンとは、オブジェクト指向を用いたプログラムの設計のパターンのことです。
オブジェクト指向の基本が理解できていないとデザインパターンを理解することができません。
ということで、デザインパターンの1回目はオブジェクト指向をテーマとしました。
講義内容
オブジェクト指向とは、簡単に言うとプログラミングを効率よく進めるための考え方です。
最初は、プログラミング言語の歴史を紹介から、オブジェクト指向が生まれた背景を説明しました。
そのあと、オブジェクト指向の考え方を説明し、
オブジェクト指向の3大要素(カプセル化、継承、ポリモーフィズム)についても説明しました。
デザインパターンの講義なので、オブジェクト指向の復習だけで終わるのもな。。
と思い、デザインパターンも一つ紹介しました。
Template Methodパターンというパターンについて説明し、
後半は演習でプログラムを作ってもらいました。
アンケート結果
アンケート結果は以下になります。
参加者の声
説明が分かりやすくて、図解もあって分かりやすい。資料も分かりやすくて良かった。
Javaの実行環境を用意するのに、手戻っていて、時間内に完了できなかった。継承のis-a関係が分かりやすかった。 業務で使えるデザインパターンの例など、具体的に知りたかった。
オブジェクト指向について曖昧にしか分かっていなかったので、今回改めて学ぶことができて良かった。 演習を通してデザインパターンが何となく理解できました。
振り返り
今回のメインのテーマはデザインパターンだったので、 当初の予定ではオブジェクト指向の基本は軽く紹介程度に話して、 後半のデザインパターンをがっつりやる予定でした。
ですが、1年目の方やオブジェクト指向の理解があいまいという方もいらっしゃったので、
オブジェクト指向の説明を多めに実施しました。
結果的に分かりやすかったと言ってくださった方が多かったのですが、
もっと細かく説明する資料にしても良かったと思いました。
参加してくださった方達のレベル感に合わせて、柔軟に分かりやすい説明ができるように
広い視点から解説できるように心がけていきたいです。
参考にした書籍
今回参考にした書籍は以下の通りです。