質問力
質問する力が高い人は、問題解決力が高いし、成長も早いと感じます。
質問する際のコツをまとめてみたので、ここでお伝えしたいと思います。
調べてすぐ分かることは質問しない
質問をするというのは、相手の時間を奪う行為でもあります。
自分で調べればすぐに分かることを質問するのは相手に失礼です。
質問をすることは大事なことですが、
調べてすぐに分かることを質問するのは避けましょう。
相手の時間を配慮する
質問力が高いかどうかの最大のポイントは、
相手の時間を配慮することができているかどうかです。
現状を正しく伝え、具体的に何が知りたいのかを明確にし、
回答しやすい質問をする。
これができている人が、質問力が高いと言えるでしょう。
質問が複数ある場合は、事前に質問がいくつあるかを伝えるようにしましょう。
そうすれば、相手もどのくらいの時間を要するのか事前に把握することができます。
現状を正しく伝える
相手に現状を正しく伝えなければ、相手はどこから話していいのか分かりません。
必要最低限の回答で解決できるように、現状を正しく伝えるようにしましょう。
具体的には、
- 出来事の説明(事実を客観的に伝えます。この時、結論から伝えることを忘れずに)
- 理解していること・理解していないこと
- 調べたこと・試したこと
です。これらを簡潔に伝えることで、やり取りがスムーズになります。
自分なりの仮説を立てる
質問するときは、状況を伝えて回答待つのではなく、自分なりの仮説も立てて、
それも伝えるようにしましょう。
そうすれば、回答する側は、まずその仮説が正しいのか正しくないのかを先に答えることができます。
間違っている場合も、何が間違っていて、
本当はどうするべきなのかを答えやすくなります。
調べ方を聞く
自分なりに調べてみたけれど、情報を得ることができなかった、という場合、
調べ方を質問するのも有効なので、意識するようにしましょう。
回答する方も、調べ方を教えるだけなら時間もかかりません。
メモを使う
質問をするときは、いつでもメモをとれるようにしておくのがマナーです。
また、自分なりの考えをメモにまとめておくと、
質問する際に活用することができます。
回答する側もメモの情報を頼りに回答することができるので、
やり取りがスムーズになります。
質問する際にはメモを有効活用しましょう。
意地を捨てる
30分~1時間調べても解決しなかったことは、
それ以上調べても解決しない可能性が高いです。
質問をするのは、相手の時間を奪う行為ではありますが、
質問をしなかったために、自分の仕事や勉強に遅れが出るのであれば、
そっちの方が問題です。
分からないことは素直に分からないと認め、質問して解決できるようにしましょう。