プログラマーになれば一生安泰ってホント?
プログラマーになれば一生食っていける。
なんていう話を聞いたりします。
その話は本当でしょうか。
個人的には、半分本当で半分はウソだと思っています。
仕事に困らないプログラマーというのは、
企業やユーザーから求められているプログラマーだけです。
求められていなければ、
プログラミングできても一生仕事に困らないとはならないでしょう。
企業など、多くの人から求められるプログラマーは2種類いると思います。
- 常に新しい技術学び続けている人
- プログラミング以外で人に負けないスキルがある
の2種類です。
常に新しい技術学び続けている人
常に新しい技術を学び続けることができる人であれば、
プログラマーとして働いていくうえで仕事がなくなることはないと思います。
新しい技術というのは、最新技術や世の中で流行っているものという意味ではありません。
(それも大事っちゃ大事ですが。)
毎年1つプログラミング言語を学ぶ、
など仕事を直接関係しなくても自分から興味を持って自分が知らない技術をどんどん学んでいくこと。
これが実践できている人は、どんな企業でも重宝されるでしょう。
プログラミング以外で人に負けないスキルがある
プログラミングのスキルが平凡でも、
「プログラミングができて営業もできる人」
「プログラミングができて接客もできる人」
「プログラミングができて経理もできる人」
など、プログラミング以外でも仕事に発揮できる強みがある人は重宝されるでしょう。
技術を学び続けることは大事ですが、
一部の本当にプログラミングが本当に大好きで学び続けている人や、
めちゃくちゃ頭の良い才能のある人にはどう頑張っても勝てないこともあるでしょう。
プログラミングは嫌いじゃないけれど、技術をずっと学び続けるのは苦痛。。
という人は、プログラミング以外のフィールドでも活躍できる何かがあると、
仕事の可能性がぐっと広がります。
プログラミングだけがそこそこできるだけでは求められる人材にはならない
今IT業界は人手不足と言われています。
なので、現状プログラミングができる人はそれだけでも仕事は困らないのかもしれません。
ただ、それで甘えてはいけないです。
人手不足とは言われていますが、
世界規模で観れば、中国やベトナムなど、アジア圏でもプログラミングができる人は大勢います。
そして中国やベトナムの人たちは、日本人よりもずっと安い単価でプログラミングの仕事を請け負ってくれます。
(今後どうなっていくかは分かりませんが。。)
勉強熱心で日本語が話せる人も大勢います。
これから先は翻訳の機能が充実して、
言語の壁もなくなってくる可能性もあるでしょう。
そんな時、安くで高い品質のプログラムを作ってくれるのであれば、
日本ではなく海外に仕事を依頼したいと思う人も増えることでしょう。
そういった状況で、「プログラミングがそこそこできる」だけでは、
企業から求められる人材になることはできないでしょう。
とにかく向上心が大事
技術が好きな人は、どんどん新しい技術を。
そうでない人は、技術以外で自分のためになるスキルを。
とにかく、向上心を持って常に成長し続ける姿勢がある人だけが
企業やユーザーから求められる人材になれるでしょう。