若手技術者向け講座レポート SQLチューニング第3回(実行計画)
詳細
実行計画
実行計画とは、発行したSQL文がどのような手順でデータにアクセスするのかを教えてくれるものです。
実行計画を解読できるようになると、作成したSQL文でインデックスが使用されているのかされていないのかや、
中の処理がどのアルゴリズムが使われているかなどを調べることができます。
それを調べることができれば、速度の遅いSQLを見極めて改善案を考えたりすることができます。
SQLチューニングができるかどうかのキーポイントとなる講座でもありました。
講義内容
最初は、データへのアクセス方法にはどのような種類があるのかを解説しました。
主に、インデックスが使われる場合と使われない場合があります。
そのあとは、結合が行われるSQLでは、結合がどんなアルゴリズムで行われているかを解説しました。
用意していたデータをもとに、実際に手元で動かしながら実行計画の読み方を解説していきました。
後半は演習です。
今回も3~4人でグループを作成してもらい、
用意したSQLの実行計画を解読しながら、いろいろと考察してもらう時間を作りました。
アンケート結果
アンケート結果は以下の通りです。
参加者の声
実行計画については、ほとんど知らないことだったので、とても勉強になりました。
実行計画、統計情報など、実務に活かせるものは特にうれしい。
演習などの問題も充実しており、よい学習となった。もう少し解説があると分かりやすい。
振り返り
アンケート結果を見ると、業務の参考になったと答えてくださった方は多かったので、
その点は良かったと思います。
分かりやすかったと書いてくださった方は多かったのですが、理解度はかなりばらつきがあるので、
もっと分かりやすく伝えれるように工夫を重ねていきたいです。
演習の時間で、何をしていいか分からずに戸惑っている方がいたので、
演習をもっと分かりやすくしていくと良さそうだと感じました。
進行をもっとスムーズにして、解説の時間を増やせるようにもっと工夫を重ねていきたいと思います。