AxiZ沖縄ブログ

エンジニア育成学校【AxiZ沖縄】のブログです。

ビジネスマナー

社会人になって最初に学ぶことをビジネスマナーです。
ここではビジネスマナーについてお伝えします。
ビジネスマナーとは、簡単に言うと人に好かれるためのスキルです。

マナーとはセンス

ここで、マナーとは何かを説明しておきます。
マナーとは、センスです。
そしてマナーとは別に「常識」と呼ばれるものがあります。
常識とは知識です。
一般的にビジネスマナーと聞いてイメージするのは、 名刺交換の仕方、電話対応の仕方、敬語の使い方などでしょう。
それらは常識です。つまり、知識として知っているかどうかです。

ではマナーとは何なのでしょうか。
その前にビジネスマナーの目的とは何かから考えましょう。
ビジネスマナーの目的は、相手とのコミュニケーションを円滑にすることです。
仕事をする上では、上司や部下、お客様と必ず何かしらのコミュニケーションが発生します。
仕事を順調に進めていくためには、コミュニケーションが円滑かどうかは重要なポイントとなります。
そのポイントをクリアするためにはビジネスマナーを習得しましょう、
ということです。
つまり、マナーとは相手とのコミュニケーションを円滑に進めるためのスキルや心遣いのことを指します。
では、コミュニケーションを円滑に進めるためにはどうすればよいのでしょうか。
答えは、相手から好印象を持たれれば、コミュニケーションは円滑に進みます。
結局のところ、常識があろうかなかろうが、相手から好印象を持たれればマナーとしては成功で、 悪い印象を持たれたら失敗ということになります。
そういう意味で、マナーとはセンスなのです。

相手の立場に立つ

ではマナーにおけるセンスは、何が重要なのでしょうか。
それは相手の立場に立った行動ができるかどうかです。
相手の立場になった時、自分がどういう行動を取ったら相手が嫌がるのか。
自分がどういう行動を取ったら相手が喜ぶのか。
それを常に考え、実践することがマナーです。

もちろん、常識がなくても良いかと言うと、そんなことはありません。
常識がないと思われた時点で、悪い印象を持ってしまう人間もいるでしょう。
そう思われないために、知識は持っていることは大事です。
ですが、マナーという点においては、知識よりも相手の立場に立った行動ができているかの方がはるかに大事です。
常識とは、それを覚えることよりも、なぜそれが必要なのかという理由を考えることの方が大事です。
常識を知っていても、なぜそれが必要かを理解していなければ、行動に気持ちが伴いません。
マニュアル通りに動いている印象しかない人は、相手に好感を持たれることは少ないでしょう。

極端な話、人に嫌われてもかまわないから自分のスタイルを貫き通したい。
という思いがあるのであれば、マナーなど気にしなくても良いと思います。
ただし、そのようなスタンスで仕事をしても結果を出すのは難しい、ということは頭に入れておいてください。
仕事というのは基本的に1人で行うものではなく、複数の人間で行うものです。
どんなに頭が良くて、技術力があっても、
1人の人間に出せる成果は限られています。
仕事で大きな成果を上げるためには、人から好かれることも大事な要素となります。

一流のサービスを受けてみる

最後に、マナーを最も効率よく身に付ける方法をお伝えしておきます。
それは、自腹で高級ホテルに泊まって一流のサービスを受けることです。
仕事で一流のサービスを提供している人は、 どうすればお客様を喜ばせることができるかを常に考えています。
そこに意識を向けながらサービスを体感することが、
マナーを身に付ける一番の近道です。